私たちについて
特定非営利活動法人くらしの情報センター
「暮らしの泉」
「支援を、つなぐ。未来へ、つなげる。」
私たち、特定非営利活動法人くらしの情報センターは、長年にわたりフィリピン在住の日系人母子家庭への支援を行ってきました。教育の機会に恵まれない子どもたちと、その母親たちが希望を持って生きられるよう、日本とフィリピンを結ぶ架け橋となる活動を続けています。
そして、2024年、新たな一歩として、訪問介護事業所「暮らしの泉」を名古屋市千種区に開設しました。この事業所は、日本社会が直面する少子高齢化や介護人材不足の課題に寄り添いながら、外国から来た母子家庭の母親たちが、日本の高齢者の方々に対して温かい訪問介護を提供する機会を創出します。
「暮らしの泉」では、高齢者の方々が自宅で安心して過ごせるよう、訪問介護サービスを提供しています。利用者様一人ひとりに寄り添い、心のこもったサポートを行い、その人らしい暮らしを守ることを大切にしています。
また、私たちはフィリピンから来日した母子家庭の母親たちが介護職の資格を取得し、実際に介護の現場で働けるよう、研修やサポートを行っています。介護福祉士をはじめとした資格取得を支援し、地域社会で貢献できる人材として成長していける環境を整えています。
私たちの活動は、「支援される側」から「支援する側」へとつながる循環型の社会づくりを目指しています。すべての人が自分らしく生き、誰かの力になれる社会をつくるために、「暮らしの泉」はこれからも地域と世界をつなぐ実践を続けてまいります。
フィリピン母子家庭支援事業
フィリピン在住の日系人母子家庭の支援を行い、希望を持って生活できる未来づくりをサポートしています。


介護事業「暮らしの泉」
日本の少子高齢化に対応するため、介護事業所「暮らしの泉」を開設し、訪問介護サービスを提供。地域社会で活躍できる人材を育成しています。
フィリピンから来日した母子家庭の母親に介護資格を取得させ、地域社会での活躍を支援しています。
介護職研修・資格取得支援





「長年ひとりで過ごしてきましたが、身体が不自由になってからは毎日が不安でした。そんな中で『暮らしの泉』のスタッフさんが来てくれるようになり、生活に安心感が生まれました。身の回りのケアだけでなく、気にかけて話をしてくれることが心の支えです。今では、来てくれる日が楽しみになっています。」
(60代・車椅子使用)
「ひとり暮らしで誰にも頼れず不安でしたが、『暮らしの泉』の方が来てくれるようになって、毎日の暮らしがぐっと楽になりました。食事を作ってくれたり、洗濯や身の回りのことを手伝ってくれたり、まるで家族のように接してくれるのがありがたいです。ここにお願いして本当によかったと思っています。」
(70代・男性 利用者)